今回は 3月末日・9月末日権利確定、9405 朝日放送の株主優待について紹介します。
具体的には、優待内容やクロス取引の推奨度・難易度、一般信用の在庫状況などについて報告します。
追記:22年2月10日 500株以上の優待内容を更新しました。
9405 朝日放送
優待魅力度:B
クロス取引 魅力度:A
一般クロス難易度:middle
逆日歩リスク:high
9405 朝日放送の優待内容
優待内容 | 権利確定日 | 必要投資金額 (100株) | 優待利回り |
---|---|---|---|
クオカード 500円分 | 3月末日 9月末日 | 70,800円 | 0.71% |
優待魅力度:B
100株の場合
100株以上保有の場合、3月末・9月末ともに、500円分のクオカードがもらえます。
500株以上の場合(22年3月末から新設)
500株以上保有の場合、3月末日に3,000円分のクオカード、9月末日に500円のクオカードがもらえます。
クロス取引について
クロス取引 魅力度:A
優待利回りが0.71%と高めです。
優待価値は500円と少額ですが、株価も700円台と手頃なので、利回りが高くなっています。
加えてクロスしやすい銘柄なので、資金があるという場合は、クロスしておきたいところです。
(22年2月追記)
22年3月から500株以上の優待が新設。500株以上で、3月末はより高い利回りでのクオカード入手が可能になりました。
一般信用取引を使う場合
一般クロス難易度:middle
過去の在庫状況
21年9月の場合
21年9月の場合、在庫がほぼいつもある状態でした。直前にも比較的在庫がある状態で、9月28日(権利確定日前日)でも49,800株の在庫がありました。
このように21年9月は、直前でも一般信用でのクロス取引が容易な状態でした。
22年3月の場合
金曜夕方に在庫の追加があるものの、17時の争奪戦ですぐに在庫ゼロになる状態でした。
このように22年3月は、競争率が高い状態が続いていて、入手容易とはいえない状態でした。
制度信用取引を使う場合
逆日歩のリスク: high(高い)
過去に3桁の逆日歩がたびたび、発生しています。
一般信用取引が容易な銘柄です。優待価値も500円と大きな額ではありません。あえてリスクを取ることは、避けたほうが無難でしょう。
逆日歩(円) | |
---|---|
18年3月末 | 90 |
18年9月末 | 165 |
19年3月末 | 105 |
19年9月末 | 160 |
20年3月末 | 140 |
20年9月末 | 0 |
21年3月末 | 40 |
21年9月末 | 80 |
どんな会社?
最後に、朝日放送がどんな会社か紹介したいと思います。
大阪拠点の民放であり、テレビ朝日系列の会社です。
ちょっと前では「探偵ナイトスクープ」。最近では「ポツンと一軒家」、「相席食堂」などの全国的にも知名度のある番組を制作しています。
意外なところでは住宅展示場も運営しており、グループ全体の17%の売上規模となっています。