今回は 2月末日・8月末日権利確定、3543 コメダホールディングスの株主優待について紹介します。
具体的には、優待内容やクロス取引の推奨度・難易度、一般信用の在庫状況などについて報告します。
3543 コメダホールディングス
優待魅力度:B
クロス取引 魅力度:B
一般クロス難易度:easy
逆日歩リスク:middle
3543 コメダホールディングスの優待内容
優待内容 (100株) | 権利確定日 | 必要投資金額 (100株) | 優待利回り |
---|---|---|---|
カードに 1,000円分 チャージ | 2月末日 8月末日 | 202,500円 | 0.49% |
優待魅力度:B
コメダホールディングスの株主優待は、同社のプリベイドカードである「KOMECA」に優待金額がチャージされます。
100株以上の場合は、2月末・8月末の権利確定後、1,000円分のポイントがチャージされます。
2月末のみ、300株以上で継続保有3年以上の株主は2,000円分がチャージされます。
クロス取引について
クロス取引 魅力度:B
優待利回りは0.5%前後となっており、まあまあの高さです。
コメダ珈琲店を日常的に利用する場合は、なかなか魅力的な優待といえるでしょう。
売却用としてのクロス取引についてですが、一応、約款で譲渡・転売が禁止されています。(実際には流通していますが…)注意してください。
一般信用取引を使う場合
在庫入手:easy(直前でも入手可能)
過去の在庫状況
21年8月の場合
(日興証券での在庫数量の推移は未調査)
21年8月の場合、8月26日(権利確定日前日)の時点でもSBI証券で一般信用の在庫がありました。
このように21年8月は、直前でも一般信用でのクロス取引が容易な状態でした。
22年2月の場合
22年2月の場合も、直前でのクロス取引が容易な状態でした。
制度信用取引を使う場合
逆日歩のリスク: middle(普通)
近年では20年2月末に、450円の逆日歩が発生しています。
一般信用取引が容易な銘柄です。できる限りリスクの少ない取引手法をおすすめします。
逆日歩(円) | |
---|---|
18年2月末 | 0 |
18年8月末 | 0 |
19年2月末 | 195 |
19年8月末 | 0 |
20年2月末 | 450 |
20年8月末 | 10 |
21年2月末 | 30 |
21年8月末 | 55 |
どんな会社?
最後に、コメダホールディングスがどんな会社か紹介したいと思います。
言わずと知れた「コメダ珈琲店」の運営会社。
「シロノワール」などをはじめとする、独特のメニューのファンも多いかと思います。
コメダ珈琲店は21年2月末現在で、全国899店舗を数えています。
そのうち98%がフランチャイズによる出店となっています。
コメダホールディングスはこれらのFC店にコーヒーなどの商品を卸すことをメインの収益源としています。