7421 カッパ・クリエイトの株主優待内容とクロス取引・確保時期

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カッパ・クリエイトの株主優待内容 3月優待

今回は 3月/9月権利確定、7421 カッパ・クリエイトの株主優待について紹介します。

具体的には、優待内容やクロス取引の推奨度・難易度、一般信用の在庫状況などについて報告します。

【総評】
7421 カッパ・クリエイト
優待魅力度:A
クロス取引 魅力度:自分用ならA、売却用ならB
一般クロス難易度:hard(早めの確保を推奨)
逆日歩リスク:high

7421 カッパ・クリエイトの優待内容

優待内容
(100株)
3,000円相当の
優待ポイント
権利確定日3月末日
9月末日
必要投資金額
(100株)
132,100円
優待利回り2.27%
※投資金額、利回りは執筆時点の数字となります。

企業の優待紹介ページ

かっぱ寿司を始めとするカッパ・クリエイト社、ならびにコロワイドグループの対象店舗で使えるポイント(1ポイント=1円)がもらえます。

優待ポイント(1ポイント=1円)
・100株以上:3,000ポイント
・1000株以上:6000ポイント
・2000株以上:12,000ポイント

株主名簿に新規に記載されると、「株主様ご優待カード」が送付され、時期が来ると優待カードにポイントが加算されます。

一旦発行されたカードは、株主名簿に記載されない時期がない限り、継続使用することになります。
株式を継続保有する場合には、紛失しないように注意が必要です。
優待売却目的のクロス取引についても、この点に注意が必要です。

ポイントは関連店舗で使用できるほか、下記のような優待品と交換することも可能です。

ポイントで交換可能な優待品

引用:カッパ・クリエイト株主優待サイト

クロス取引について

クロス取引 魅力度:自分用ならA、売却用ならB

カッパ・クリエイト社の株主優待は、優待利回りが高めです。
なおかつ、対象店舗が豊富であり利用しやすいことから、人気もあります。

優待店舗をよく利用するという方であれば、自分用にクロスするメリットは大きいといえます。

次に、売却目的でのクロス取引について見てみます。
3,000円分のポイントが入った優待カードは、フリマサイトでおよそ2,500円前後の価格で取引されています。

利回りは高めです。
優待内容の項目でも触れましたが、一旦カードを売却してしまうと、次にクロス取引する前には、株主名簿に記載されない時期をつくる必要があります。(連続してクロスすると売却相手のカードに、引き続きポイントが加算されてしまいます。)
この点には注意が必要です。

一般信用取引を使う場合

在庫入手hard(早めの確保を推奨)

過去の在庫状況

21年9月の場合

※筆者確認時点でのデータとなります

21年9月の場合、2日(木)の時点で日興証券に83,400株の在庫がありました。
その後3日には在庫がゼロとなり、以降、権利確定日まで在庫は見られませんでした。

以上のことから、一般信用取引を使ってクロス取引する場合には、早めにクロスすることが望まれます

22年3月の場合

※筆者確認時点でのデータとなります

22年3月の場合、在庫数量のピークは最終日の4つ前の金曜日でした。

これ以降の確保は、運なしでは難しい状況だったと思われます。

確保時期の目安

上記の傾向をそのまま当てはめると、

確実に入手したい場合は、権利月の前月の下旬ごろ~最終日の4つ前の金曜日までには確保したほうが良いと予想されます。

【注意事項】
上記は、過去の傾向と同一に変化すると仮定した場合の、確保時期となります。

一般信用在庫の需給バランスが大きく変化した場合など、現実にはこの通りにならないことも当然あります。

本予測については、前提について十分理解の上、あくまで参考情報としてご活用ください。
クロス時期の最終判断は、ご自身の責任で行ってください。
(当方では一切の責任を負いかねます)

制度信用取引を使う場合

逆日歩のリスク: high(高い)
過去に大きな逆日歩が発生しています。注意が必要です。

逆日歩(円)
17年3月末0
17年9月末0
18年3月末0
18年9月末0
19年3月末0
19年9月末0
20年3月末2060
20年9月末5
21年3月末5
21年9月末1920
※逆日歩は100株あたり、日数あたりの値

どんな会社?

かっぱ寿司の看板

カッパ・クリエイト株式会社公式ホームページ

最後にカッパ・クリエイトがどんな会社か紹介していきます。

カッパ・クリエイト社は回転すし「かっぱ寿司」を全国展開しています。
業界4位の会社で、全国に300店をこえる店舗を有しています。

21年9月26日には、全店で「寿司全皿半額」の企画を実施するなど、時折斬新な企画を行うことでも定評があります。

2014年以降、牛角や大戸屋などのブランドを運営しているコロワイドの子会社となっています。

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